本日は、企業講師(コニカミノルタ)の方を招いての理科実験を行いました。その内容は、コピー機の再現。コピーというと非常に複雑な仕組みだと、思われるかもしれませんが、実は中学2年生で習う静電気を応用したものです。
 
簡単に説明すると、コピーをする台にマイナスの静電気を帯びさせ、そこにプラスの静電気を帯びたトナー(粉:印字の元)を貼り付ける。マイナスとプラスは引き合うので、そこに白紙を貼り付けると、トナーが紙に貼り付きコピーができるという仕組みです。
 
今回の取り組みの目的は、理科という学問が身近なものに応用されていることと、中学、高校ではその基礎を習い、大学以降でそれを発展させていくということを生徒に実感してもらうこと。
基礎の積み重ねは退屈でつらいことが多いですが、その積み重ねの上に大きな成果や成功があるということは、全ての事柄に通じるものがあると思います。
 
また、資源が乏しい日本が今後発展していくには、日本が誇る最先端の科学技術をどう今後の若い世代が継承発展させていけるかにかかっていると個人的に思っています。こういった人材の育成の一助になればという思いもありました。
 
実験の後半では、講師によるキャリア講演もあり、その方々の生い立ちからどうしてコニカミノルタに入社したのか、や文系・理系を選択する際の注意事項などをお話頂きました。生徒たちは、普段我々教員が話をするとき以上に、真剣な面持ちでその内容に聞きいっていました。
 
その中の一人のお話しに「人生は選択の連続である」(シェークスピア)というものがありました。生徒にとっての人生の大きな選択の一つは「文理選択です」。この文理選択によって自分の将来就く職業が大きな制限を受けます。そのため、本校では今回のような様々な取り組みをし、生徒がしっかりと将来を見据え選択を誤ることがないように全力で取り組んでいます。
 
最後になりましたが、今回の実験実習についてリバネス、コニカミノルタの皆様方には大変お世話になりました。本当に有難うございました。
 
追記)今回の実験実習の内容の記事が朝日新聞の社会面に11月30日(水)に掲載される予定です。