教務主任の廣瀬です。今年度から学校全体の教務をまとめていく立場になりました。そのため、担任からは外れることになったのですが、その所在なさはやはり否めません。毎日課題の点検をしたり、日直日誌にコメントを書いたり、昼休みに面談したり…担任業務が懐かしい!ですから、朝礼・終礼は必ずどこかのクラスに行くようにしています。
しかし、これからの4日間、私は朝礼には行きません。なぜなら、今年度最初の定期考査である中間考査が始まるからです。授業やカリキュラム、そして試験は言うまでもなく学校の要。生徒の皆さんが全力で取り組んでいけるようあらゆる事態に対応したいと思っています。(これまた試験監督に入れないのも実は淋しいのですが…)。

さて、そんな私が一日全力疾走できるのには秘密があります。ちょうどいま、春の大会シーズンなのですが、この時期にクラブを引退する高校3年生も大勢おり、予定が可能な限りは試合や公演を見に行かせてもらっています。私を突き動かす原動力、それは生徒たち。生徒たちの汗と涙と笑顔なのです。
例えば、何ヶ月も練習した演奏に、エアコンの屋外機まで小道具を作っていた寸劇がそうです。そして辛かった思い出も全部包み込んで笑顔で魅せたダンスは、一年生の時と比べたら断然上手になっていましたね。それから、応援が響き渡る体育館での切り込むようなドリブル、鮮やかなスリーポイント、最後に高3生全員がコートに揃った瞬間は胸が震えました。
足が止まりかけているのに必死でボールを追いかける姿。最後の試合に出られない代わりにベンチでずっと出していてくれた大声。肩で息をしながら繰り出す力一杯のスマッシュは、小柄な体が何倍も大きく見えた。そして目の覚めるようなホームラン、あの軌跡はきっとずっと忘れない。完全アウェーのなか、強豪校と互角に戦った姿は本当に凛々しかった。
だけど、外れてしまったゴールも、ユニホームの袖で涙を拭いたエラーも、悔しい気持ちを抑えながら応援に来てくれた方々へきちんと挨拶する姿も、美しい。勝っても負けても君達は輝いています。

そんな君達に私は力を与えてもらっている。ありがとう。だから君達をもっと輝かせていけるよう頑張りますので、生徒の皆さん、中間考査、頑張りましょう!