音楽科の田阪です。
 
先日は中学文化祭を2日間の日程で行いました。今年もこの文化祭を通じて、様々なドラマがありました。
各クラスともにコーラスや演劇の発表を通じて、意見の衝突や、行き違いもあり、思うように準備が進まない状況が数多くありました。
 
いくつもドラマがある中でも、印象に残る一場面は、本番の3日前にも関わらず、あるクラスで生徒それぞれの渦巻くような想いが溢れ出て、涙を流しながらコーラスの舞台練習をしたことでしょうか。普段は生活態度に厳しい担任も、思わず生徒の涙に誘われ、涙を流されていました。その涙から、生徒と担任の絆を感じ、あらためて文化祭にかける意気込みを思い知らされました。それらを乗り越え、本番の演奏が素晴らしかったことは言うまでもありません。生徒たちは皆、一生懸命に歌い、透明感のあるハーモニーを響かせました。
 
また、3年生が想いを込めて歌ったクラスコーラスに加え、各担任に送るメッセージには生徒たちからの愛がこもっていました。(教員は教師冥利につきます)「先生、大好きー!」に対して「私も大好きー!」という愛に満ち溢れた返答には、会場からも温かい拍手が送られました。
 
さらに、両日ともに最終演目においた全体コーラスでは、全校生徒による合唱組曲「筑後川」を歌いました。例年なら1曲のところ、今年は2、3年合同で1曲(4楽章「川の祭」)、全学年合同で1曲(5楽章「河口」)を歌いました。練習そのものは1学期からやっていましたが、2学期に入って初めて合同練習した時には本当にこの曲が仕上がるのか、心配になりました。難曲を選んでしまったことを悔いている暇もなく、生徒も私も必死で練習を進めました。そして、本番。そこは本番に強い大和田生の力はいかんなく発揮され、これまでの練習を凌駕する仕上がりを見せ、ハーモニーとともに熱い想いを会場へ伝えてくれました。
 
あらためてご来場くださった保護者の皆様、受験生およびその保護者の皆様、ありがとうございました。