在校生、卒業生の皆さんに問題です。この絵画は本校のどこに架かっているかわかりますか?(解答は文末にあります)

これはピカソの描いた「ゲルニカ」という作品です。ピカソは自らの作品の意味について多くを語らなかったらしいですが、「ゲルニカ」には近代戦争における大量殺戮に対し、芸術家としての強烈な批判のメッセージが込められていると言われています。

ではなぜ、この絵が校舎内に架かっているのでしょうか。よく見ると「寄贈 帝国女子大学大和田高等学校 第14回卒業生」という小さなプレートが付いています。実は、何年も前の皆さんの先輩が卒業に際し、本校に残していったくれた記念品なのです。皆さんは多忙な日々を過ごしていることでしょうが、時には立ち止まって、校内のあちこちに眼を向けてみましょう。意外に多くの「寄贈 第○回 卒業生」という記念品があることに気づくでしょう。もし、そのような品々に眼が止まったら、皆さんが直接会ったことのないような世代の先輩に思いを馳せてほしいのです。

何気なく、そこにある記念品。けれど、単なる「物」であることを越え、そこから“かわいい後輩たち、応援しているよ!”という卒業生からの「メッセージ」を受け取ることのできる人は、きっと幸せな人だと思うのです。

※〈ゲルニカ〉があるのは、本館の3階から4階への階段です。