蛍雪時代(2020年5月号)より

進路指導主任、瀧川です。
いよいよ最終回です。このシリーズは、「大学入学共通テスト」のためだけに書かれているのではありません。すべての学習に対するアプローチを示したものです。少々大袈裟ですが、これからの学園生活で、一生使える「基礎学力・思考力・応用力・忍耐力・・・・人間力」を受験を通して鍛えて行こう。

<戦略8> PDCAを回す

「共通テスト」で十分な成果を上げ、目標得点をクリアするために実戦して欲しいのがPDCAをしっかり回すことだ。PDCAとは、多くの企業などで用いている目標達成のた めのメッソッド。
1 Plan (計画を立てる) → 2 Do (計画を実行する) → 3 Check (成果や達成度 を評価する) → 4 Act (改善策を検討する) → 1 Plan (計画を修正する)・・・・のサイクルを回し続けるというもの。目標点突破のために必要な学習を検討し、計画を立 てる。模試・テストなどで定期的に成長や到達度を確認。学習内容や勉強法の改善点 を見いだし、計画に修正を加える。これを繰り返すことで最終目標に近づいていく。漠 然と目の前の勉強をこなすだけでは十分な成果は得られない。テストの結果に一喜一憂せず、それに正面から向き合い、常に意識高く継続して行くことが大切だ。

Plan (目標達成への学習計画を立てる)

・出題内容と現状学力を確認し、科目別の目標点を設定

Do (計画した学習を期日内に行う)

・勉強に打ち込める学習環境を作り、毎日一定時間勉強する習慣を確立

Chech (成果を確認し、その要因を検証)

・毎週末やテスト時など定期的に行い、失敗・成功の原因を追及し、学習記録を残す

Act (適切な改善策を検討後、計画を修正)

・学習方法、学習量を見直し、学習内容の重点度・優先度を検討 ・各時期の到達目標、各学習の達成期日を修正

基礎学力の習得・向上・深化には時間がかかります。強い忍耐力も求められます。 時には孤独感や絶望感に襲われることもあるでしょう。その長く困難な道のりについつ い妥協しがちです。しかし、どんな高い山も時間をかけてアタックすれば頂上に近づき ます。もちろん完全完璧なんて絶対あり得ません。仮に山頂に立てなくても、一歩一歩 前進することで周りの眺望は広がっているはずです。そのとき、必ず清々しさを感じることが出来ると思います。この経験はあなたの今後に必ず役立つものです。向上心を持って決して諦めることなく挑戦し続けてください。最後までお読みいただき、ありがと うございました。

(追伸) 蛍雪時代5月号には各教科ごとの対策がとても詳しく乗っています。参考にな ることも多く、思わぬ拾いものがあるかも!英語リスニング力を鍛える「Daily 学習習 慣」も掲載しています。進路閲覧室に置いてあります(室外へは持ち出さないで下さい)から、ぜひ一度目を通してください。